金融ブラックでも即日現金化できるとして話題を集めているのが、「先払い買取」です。
そこで今回は、先払い買取「ウルモバ」について、最新情報や口コミなどを詳しく解説します。
実は、金融庁は先払い買取に対して注意喚起をしています。
「先払い買取」現金化に要注意
ウルモバは大丈夫なのでしょうか。
本記事で実態を確認していきましょう。
すでに困っている方や今すぐ相談したい方は、下記のように実績のある専門家へ早急に相談してください。
先払い買取ウルモバの最新情報
ウルモバは、iPhoneを専門にした先払い買取サービスを提供している事業者です。
先払いで買取代金を得られるようですが、信頼できるのでしょうか。
ウルモバの最新情報を確認していきましょう。
会社情報
先払い買取ウルモバについての情報を次の表にまとめています。
| サイト名 | ウルモバ |
| 運営会社 | 株式会社GroovyDays（グルービーデイズ） |
| 種別 | 先払い現金化 |
| 代表者 | 中村 憲凡 |
| 住所 | 東京都目黒区大橋2-4-8 |
| 電話番号 | 03-5465-5013 |
| 営業時間 | 9:00〜19:00（年中無休） |
| 公式サイト | https://ul-mobile.net/ |
ウルモバの運営会社は、株式会社GroovyDays（グルービーデイズ）です。
国税庁法人番号公表サイトで検索すると、会社名と住所が一致する会社を確認できました。
しかし、ウルモバの公式サイト以外で会社情報は一切公開されておらず、会社情報としては不十分だと言わざるを得ません。
実態
ウルモバは、買取率を明確に公表していません。
買取率が明確に公表されていないということは、相手の都合のよいように買取率を決められます。
利用すると大きく損をするでしょう。
ウルモバを信用できる業者とは言えません。
中身は闇金と同じ
ウルモバは普通のiPhoneの買取業者のようにみえますが、買取査定成立後7日以内にiPhoneの発送ができないと自動キャンセルとなり、振込金額とキャンセル手数料が発生します。
キャンセル料が実質の利息になります。
そのため、借金をする目的の取引であることがわかります。
しかし、通常の消費者金融とは比較にならないほど高い利率での貸し付けとなります。
ほかのサイトでも、ウルモバを新型の闇金だと言及しています。
古物商許可は？
商品券やギフトカードを買い取るためには、一般的に次の2つの条件を満たさなければいけません。
- 各都道府県の公安委員会から古物商としての許可を得ること
- 登録番号をサイト上に表示すること
ウルモバの公式サイトには、古物商許可として「東京都公安委員会 第303292220992号」と記載されています。
ウルモバの古物商登録番号を確認できました。
参考：東京都公安委員会
先払い買取ウルモバの口コミ評判
ウルモバは、新しい形の闇金である可能性が高いことがわかりました。
利用してしまった方はいるのか、口コミを確認していきましょう。
いい口コミ
ウルモバのよい口コミを検索しましたが、見つかりませんでした。
公式サイトにも口コミの掲載はありませんでした。
よい口コミがないサービスや商品は、利用者が少なかったり、内容が悪かったりします。
いずれにしても、よい口コミが見つからないウルモバの利用は控えた方がよいでしょう。
悪い口コミ
インターネットで検索すると、次のような口コミが確認できました。
ウルモバの奴に親に殺すって脅しの電話きてたわ
ウルモバとスキマは暇なんかって思うレベルで勤務先鬼電だよな
ウルモバに関する口コミは、ひどいものが数多くありました。
親に脅しの電話があったり、勤務先にしつこく電話があったりするようです。
ウルモバが非常に危険な業者だとわかるでしょう。
すでに悪質な取り立てやしつこい電話に悩まされている方は、早急に下記の専門家へ相談してください。
利用したらトラブルに？
ウルモバのような業者と取引すると、さまざまな問題が生じます。
取引後の主なトラブル
- 怖い取り立て
- 鳴り止まない着信
- 個人情報流出の可能性
- 嫌がらせ
それぞれ細かくみていきましょう。
怖い取り立て
悪徳業者は、取引後怖い取り立てをおこなうことがあります。
暴力や脅迫を伴った取り立てや早朝、深夜の取り立てが当たり前のようにおこなわれ、心身ともに疲弊します。
本来禁止されているような手段も、躊躇なく実行してきます。
日々怯えながら過ごしたくない方は、利用を控えた方がよいでしょう。
鳴りやまない着信
着信が鳴りやまないというトラブルが発生する方もいます。
「着信なんて拒否すれば大丈夫でしょ！」と思った方は非常に危険です。
悪徳業者は複数の固定電話を持っているため、着信拒否をしても逃げ切れません。
また、個人の携帯電話加え、仕事場や自宅にもしつこく電話をかけてきます。
自分の生活だけではなく、家族の生活や仕事にも悪影響が出るのは避けられないでしょう。
個人情報流出の可能性
ウルモバと取引した方は、個人情報の流出に気をつけなければいけません。
現金化業者は、審査の名目でさまざまな個人情報を取得します。
悪徳業者は、集めた個人情報をほかの闇金や悪質な業者へ売る可能性があります。
個人情報が流出したことで、新たな詐欺被害に巻き込まれたケースも存在します。
甘い言葉にのせられて利用していると、いつのまにかほかのトラブルにも巻き込まれているかもしれません。
嫌がらせ
悪徳業者は、お金を支払わせるためなら嫌がらせも容赦なくおこないます。
嫌がらせは利用者本人だけではなく、周囲の方に及ぶことも珍しくありません。
家庭が崩壊したり、仕事を失ったりすることもあるでしょう。
たった数万円の取引で、すべてを失う可能性があるのです。
悪徳業者には関わらないようにしましょう。
トラブルになりかけている、トラブルに遭っているという方は下記専門家へ相談してみてください。
高い金利で借金が膨らむ
怖い取り立てや嫌がらせのほかに、借金が大きく膨らむトラブルに悩まされるケースもあります。
借金が膨らむのは高い金利のせいです。
詳細を確認していきましょう。
返しているのは利子ばかり
金利が高く大きく借金が膨らむと、返済しているお金が元金ではなく利子にばかりあてられる状況に陥ります。
利子をいくら支払っても借金自体は減りません。
それどころか、高い金利が原因で借金が増加していく可能性もあります。
また、ほかの闇金からお金を借りて返済する方がいます。
しかし、ほかの闇金を利用した返済はいずれ破綻します。
新たなトラブルの火種にもなりかねないので、やめましょう。
違法な闇金に支払い義務はない
法律で決められた上限金利を超えるような高い金利で貸し付けられたお金は返済しなくても問題ありません。
違法な金利で貸付をしている闇金への返済は不要です。
利息制限法や出資法で定められている上限金利を超える違法な金利に、法的効力は認められていません。
最高裁判所も闇金の貸付は有効ではないと判断しています。
最高裁判所は闇金の行為を反倫理的行為であり、不法原因給付（民法708条）に当たると判断しています。
そのため、闇金から借り入れたお金は返す必要はなく、闇金も貸し付けたお金を請求できません。
闇金の取り立てをゼロにするには
「最高裁判所の判断があるから、私は返済をやめる！」
このように考えている方は要注意です。
返済を無視すると悪質な取り立てや嫌がらせに遭うでしょう。
そこで、闇金からの悪質な取り立てや嫌がらせに遭わないで済む方法を解説します。
法律の専門家に相談する
闇金からの悪質な取り立てや嫌がらせに遭いたくない方は、迷わず法律の専門家へ相談しましょう。
闇金への対応実績やノウハウが豊富な専門家へ相談することが重要です。
現時点での対処法や的確なアドバイスをもらえます。
闇金への対応実績やノウハウが少ない専門家へ相談しても、適切なアドバイスをもらえず問題が解決しない可能性があります。
また、警察に相談するのも一つの手ですが、原則民事不介入であるため過度な期待はやめましょう。
悪質な取り立てや嫌がらせに遭いたくないのであれば、最初から専門家へ相談するのがおすすめです。
専門家が交渉してくれる
専門家へ依頼すると交渉ごとをまかせられるため、ストレスや手間が大きく減少するでしょう。
個人での交渉も可能ですが、専門的な知識がないと悪徳業者の都合のよいように話が進み、状況が悪化します。
個人での交渉には限界があります。
自ら交渉してなんとかしようとするのは危険でしょう。
ストレスや手間をかけず、被害を最小限に抑えて解決したいのであれば、専門家へ依頼してみてください。
