最近、金融ブラックの方でも現金を手に入れられる「先払い買取サービス」が話題を集めています。
そこで今回は、先払い買取「POPEYE(ポパイ)」について、最新情報や口コミなどを詳しく解説します。
先払い買取は金融庁から注意喚起の文書が出ているのですが、POPEYE(ポパイ)は問題ないのでしょうか。
「先払い買取」現金化に要注意
本記事でPOPEYE(ポパイ)について確認し、危険な目に遭わないようにしましょう。
すでに困っている方や今すぐ相談したい方は、下記のような実績のある専門家へ相談してください。
先払い買取POPEYE(ポパイ)の最新情報
POPEYE(ポパイ)は、「後送りサービス」という先払い買取をおこなっている業者です。
すべてオンライン上で完結できるようですが、本当に安全なのでしょうか。
POPEYE(ポパイ)の最新情報を確認していきましょう。
会社情報
POPEYE(ポパイ)の最新情報を次の表にまとめました。
サイト名 | POPEYE(ポパイ) |
運営会社 | 不明 |
種別 | 先払い現金化 |
代表者 | 不明 |
住所 | 大阪府大阪市中央区玉造1-4-14 |
電話番号 | 03-6327-8631 |
営業時間 | 24時間営業(年中無休) |
公式サイト | https://popeye-a.com/ |
POPEYE(ポパイ)の運営会社は、公式サイトではわかりませんでした。
表記されている住所を調べた結果、そこにあったのは私書箱レンタルで、会社についての情報は一切わかりません。
サイトに掲載されているものは会社情報としては不十分で、POPEYE(ポパイ)は信頼度に欠けます。
実態
POPEYE(ポパイ)の後送りサービス(先払い買取)は、買取率を70%からとうたっています。
つまり、先払い買取を利用するために30%程度の手数料がかかるということです。
手数料30%を計算すると、利息制限法や出資法で定められている上限金利も超える違法な金利になります。
目先のお金欲しさに先払い買取を利用すると、非常に高額な手数料を支払わなければいけません。
中身は闇金と同じ
POPEYE(ポパイ)は、表面上は全国百貨店共通商品券や収入印紙などを買い取る買取業者にみえます。
しかし、商品の受け取りをしないまま先に代金を渡す行為をしているため、実質は金銭の貸し付けにほかなりません。
金銭の貸し付けをしているであれば、POPEYE(ポパイ)は貸金業者として登録をしなければいけませんが、残念ながら登録は見つかりませんでした。
参考:金融庁の公式サイト
未登録は、闇金に該当します。
法外な手数料、未登録など残念な実態が浮かび上がるPOPEYE(ポパイ)は新しい形の闇金と言えるでしょう。
古物商許可は?
POPEYE(ポパイ)のように商品券や収入印紙を買い取る場合、一般的に次の条件を満たす必要があります。
- 各都道府県の公安委員会から古物商としての許可を得ること
- 登録番号をサイト上に表示すること
POPEYE(ポパイ)の公式サイトを確認しましたが、古物商登録番号が見つかりませんでした。
POPEYE(ポパイ)は、古物商の許可を得ていない違法な業者である可能性が非常に高いでしょう。
先払い買取POPEYE(ポパイ)の口コミ評判
POPEYE(ポパイ)は、新しい形の闇金である可能性が高いことがわかりました。
利用してしまった方はいるのか、口コミを確認していきましょう。
いい口コミ
POPEYE(ポパイ)のよい口コミを検索すると、公式サイトにて次のような口コミが確認できました。
お買い物に出かけたのですが、途中で財布がないことに気づき探したのですがどこにもなくて、駅からデパートの間で落としたのはほぼ確実。
手元にあるのは携帯とパスケースとコスメのみ、パスケースの中には普段使ってない方の銀行のカード、試しに残高を見たら946円。。。絶望でした。。。
家に帰ればたぶん前に貰った商品券があるのでそれを売れば数日は生活できそうと思ったのですが、その行き帰りにもお金も時間もかかるし困っていました。
何か方法はないかとネットで検索したら商品を送る前に現金をもらえると知りすぐに利用しました。
残高がなくても銀行のキャッシュカードがあって本当によかったです♪
引用元:POPEYE(ポパイ)公式サイト
どうしても1時間以内にお金が必要だったのですが、友達に頼んでも皆金欠で貸せないとのことで途方に暮れていました。
そんな時、以前もらった商品券があると気づいたのですが、金券ショップにはバスと電車を使っても1時間以上かかるのは確定、何か方法はないかとネットで検索した結果出てきたのがポパイでした。
とにかく早く現金が必要なことを伝えると、可能な限り最速で対応してくれると返事をもらい、藁をもつかむような気持ちで待っていると、たったの10分で銀行にお金が振り込まれました。
こんなに迅速に対応してくれるなんて思っていなかったので大満足でした!
引用元:POPEYE(ポパイ)公式サイト
長文の口コミで、本来であれば非常に有益な口コミになるのでしょう。
しかし、公式サイト以外でPOPEYE(ポパイ)のよい口コミを確認できませんでした。
公式サイトのよい口コミは、見栄えがよくなるように利用者を騙す目的で内容がよくなるように作られているかもしれません。
信ぴょう性のある評価の高い口コミが存在しません。
公式サイト以外でよい口コミが見つからないPOPEYE(ポパイ)の利用は控えた方がよいでしょう。
悪い口コミ
インターネットで検索すると、次のような口コミが確認できました。
ポパイ、早めに返そうと思って先週からずっと電話してるけど繋がらない。どういうこと?
やばポパイも潰れたんか
御三家やってるとこもうないんか?
POPEYE(ポパイ)からの連絡がない、つぶれたのではないかという口コミがみられました。
すでにPOPEYE(ポパイ)はつぶれているのかもしれません。
しかし、油断は禁物でしょう。
過去に利用した方が、悪質な取り立てや嫌がらせに遭っている可能性もあります。
すでに悪質な取り立てやしつこい電話に悩まされている方は、早急に下記の専門家へ相談してください。
利用したらトラブルに?
POPEYE(ポパイ)のような業者と取引すると、さまざまな問題が生じます。
取引後に発生する主なトラブル
- 怖い取り立て
- 鳴り止まない着信
- 個人情報流出の可能性
- 嫌がらせ
それぞれ細かくみていきましょう。
怖い取り立て
POPEYE(ポパイ)のような悪徳業者は、取引後に恐怖を伴う取り立てをしてくることがあります。
暴力や脅迫を伴った取り立て、早朝や深夜の取り立てが当たり前のようにおこなわれます。
債務者が恐怖を感じるような取り立ては禁止なのですが、悪徳業者はルールを無視して取り立てます。
1度でも返済が遅れれば、自分も家族も無事には済まないかもしれません。
鳴りやまない着信
異常な頻度で電話がかかってくるトラブルに遭う方も多いです。
「着信なんて拒否すれば解決するでしょ?」と思った方、悪徳業者を甘くみてはいけません。
悪徳業者はそもそも複数の固定電話を持っており、電話番号を変えてかけてくるため着信拒否をしても問題は解決しません。
自宅や職場にも容赦なく電話をかけてきます。
職場にしつこく電話をされた結果、業務に影響が出てしまい仕事を失った事例も存在します。
個人情報流出の可能性
POPEYE(ポパイ)と取引した方は、個人情報の流出にも気をつけましょう。
現金化業者は、審査をうたってさまざまな個人情報を取得します。
集めた個人情報は取り立てに使われるだけではなく、ほかの闇金や悪徳業者へ売られる可能性があります。
個人情報が流出したことがきっかけでほかの悪徳業者に目をつけられ、詐欺被害に巻き込まれるケースも存在します。
個人情報の流出を甘くみていると、いつのまにか被害が拡大しているかもしれません。
嫌がらせ
悪徳業者からの嫌がらせは、ときに極端な手段が用いられるため危険です。
利用者本人だけではなく、家族など周囲の方に及ぶことも珍しくありません。
家庭が崩壊したり、仕事を失ったりすることもあるでしょう。
目先のお金欲しさに安易に利用してしまい、人生が狂ってしまった方がいます。
怪しいサービスや悪徳業者には関わらないようにしましょう。
トラブルになりかけている、トラブルに遭っているという方は下記専門家へ相談してみてください。
高い金利で借金が膨らむ
怖い取り立てや嫌がらせのほかに、借金が大きく膨らむトラブルに悩まされるケースもあります。
借金が大きく膨らむ原因は、高い金利です。
詳細を確認していきましょう。
返しているのは利子ばかり
闇金が提示しているような非常に高い金利で借り入れをしていると、返済が間に合わず借金が大きく膨らむことがよくあります。
金利が高く大きく借金が膨らむと、返済しているお金が元金ではなく利子にばかりあてられる状況に陥ります。
結果、借金の元金は減りません。
上記のような流れは、悪循環です。
返済しているのに借金が減るどころか、どんどん増えていくこともあるでしょう。
また、借金が大きくなると返済額も大きくなり、困った方の中にはほかの闇金からお金を借りて返済する方がいます。
しかし、ほかの闇金を利用した返済はいずれ破綻し、新たなトラブルを招く火種にもなるのでやめましょう。
違法な闇金に支払い義務はない
闇金が設定した非常に高い金利を用いた借金を返済することは容易ではありません。
しかし、非常に高い金利、違法な金利で借り入れたお金は、実は返済不要です。
闇金が提示する違法な金利は、そもそも利息制限法や出資法で定められている上限金利を超えており、法的効力が認められていません。
最高裁判所も闇金の貸付は有効ではないと判断しています。
最高裁判所は闇金の行為を反倫理的行為であり、不法原因給付(民法708条)に当たると判断しています。
そのため、闇金は貸し付けたお金の返還を請求できず、利用者も返済する義務はありません。
闇金の取り立てをゼロにするには
「最高裁判所も認めているから、これで安心して借金の返済をやめられる。」
残念ですが、簡単にはやめられないのが現実です。
返済をやめた途端、悪質な取り立てや嫌がらせに遭うでしょう。
そこで、闇金からの悪質な取り立てや嫌がらせに遭わない方法を解説します。
法律の専門家に相談する
闇金からの悪質な取り立てや嫌がらせに遭わないようにしたい方は、最初から法律の専門家へ相談してください。
専門家の中でも、闇金業者への対応実績が豊富な事務所を選ぶのがポイントです。
豊富な経験をもとに、現在必要な対処や具体的なアドバイスを受けられるでしょう。
闇金業者への対応実績が乏しい専門家へ相談しても、経験にもとづいた具体的なアドバイスが得られない可能性があります。
警察に相談する方法もありますが、原則民事不介入であるため解決してもらえるといった過度な期待はやめた方がよいでしょう。
悪質な取り立てや嫌がらせに遭いたくないのであれば、実績豊富な専門家へ相談するのがおすすめです。
専門家が交渉してくれる
闇金業者とのやり取りは恐怖を感じたり、大きなストレスを感じたりする方が多いです。
その点、専門家へ依頼すれば闇金業者との交渉をまかせられるため、ストレスや手間が大きく減るでしょう。
利用者本人が交渉するケースもありますが、たいていの場合不利な条件をのまされて状況が悪化します。
知識やノウハウの蓄積がない個人での交渉には限界があります。
ストレスや手間をかけず、被害を最小限に抑えて解決したいのであれば迷わず専門家へ依頼しましょう。