後払い現金化のほかに、新しい現金化サービスである「先払い買取」が登場しています。
即日現金化、金融ブラックでも利用可能ということで、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、先払い買取「Hennessy(ヘネシー)」について、最新情報や口コミなどを詳しく解説します。
実は、金融庁が先払い買取について注意を促しています。
「先払い買取」現金化に要注意
Hennessy(ヘネシー)は、危険なサービスなのでしょうか。
本記事で実態を確認していきましょう。
すでに困っているという方や今すぐ相談したい方は、下記のように実績のある専門家へ相談してみてください。
先払い買取Hennessy(ヘネシー)の最新情報
Hennessy(ヘネシー)は、高級なウイスキーやブランデーなどお酒を専門にした先払い買取サービスを提供している事業者です。
写真を撮って送るだけで簡単に買取査定できるようですが、信用して大丈夫なのでしょうか。
Hennessy(ヘネシー)の最新情報を確認します。
会社情報
Hennessy(ヘネシー)に関する情報を次の表にまとめています。
サイト名 | Hennessy(ヘネシー) |
運営会社 | 不明 |
種別 | 先払い現金化 |
代表者 | 不明 |
住所 | 東京都世田谷区池尻2-31-20 清水ビル5F |
電話番号 | 03-5937-2815 |
営業時間 | 24時間受付(年中無休) |
公式サイト | https://hennessy2023.net/ |
Hennessy(ヘネシー)の運営会社は、情報がほとんどなく実態がつかめませんでした。
住所を頼りにして検索してみましたが、該当する会社はありませんでした。
参考:国税庁法人番号公表サイト
公式サイトで公表されている情報しか確認できず、Hennessy(ヘネシー)は信頼度に欠けます。
実態は闇金と同じ
Hennessy(ヘネシー)は、買取業者であるとうたってはいるものの商品の受け取りをしないまま先にお金を渡しています。
これは、買取というより融資という表現が妥当でしょう。
Hennessy(ヘネシー)は、貸金業者と本質的には変わらないのです。
Hennessy(ヘネシー)は、金融庁への貸金業登録が必要となるでしょう。
しかし、Hennessy(ヘネシー)は金融庁の公式サイトで調べても登録が確認できませんでした。
未登録は、闇金に該当します。
買取業者だと偽り、貸金業者のような行為をしているHennessy(ヘネシー)は、新しい形の闇金である可能性が高いでしょう。
古物商許可は?
Hennessy(ヘネシー)のように中古の品物を買い取る際は、原則次の2つを満たさなければいけません。
- 各都道府県の公安委員会から古物商としての許可を得ること
- 登録番号をサイト上に表示すること
Hennessy(ヘネシー)の公式サイトを確認しましたが、古物商許可番号は記載されていませんでした。
Hennessy(ヘネシー)は、古物商の許可を取らないまま買取をおこなっている違法業者である可能性も浮上しました。
先払い買取Hennessy(ヘネシー)の口コミ評判
新しい闇金である可能性や違法業者の可能性が高いなど、Hennessy(ヘネシー)の実態は怪しいものばかりです。
実際に利用した方はいるのでしょうか。
口コミを確認してみましょう。
いい口コミ
Hennessy(ヘネシー)のよい口コミを検索すると、公式サイトで次のような口コミを見つけました。
ヘネシーさんにお願いした所、買取価格もすぐに伝えてもらえて、買取までの案内もとても丁寧に対応して頂けました。
買取価格も思っていた以上の金額で買い取っていただき感謝しています。
また飲まないお酒がありましたらお願いしたいです。
引用元:Hennessy(ヘネシー)公式サイト
処分するのはもったいないので、知人に譲ったりしてましたが、ヘネシーさんを知って今は毎回買い取ってもらってます。
不要なお酒も整理でき、買取価格も個人的に大変満足してます。
引用元:Hennessy(ヘネシー)公式サイト
公式サイトにある口コミは、Hennessy(ヘネシー)を高く評価していました。
しかし、どこの誰が書いた口コミなのかわからないうえ数も少なく、信ぴょう性は低いと言わざるを得ません。
公式サイト以外によい口コミは見つかりませんでした。
公式サイト以外によい口コミが見つからないのは、なぜでしょうか。
満足のいくサービスを提供しているのであれば、よい口コミは簡単に見つかるはずです。
公式サイト以外によい口コミのないHennessy(ヘネシー)は信用するに値しません。
悪い口コミ
インターネットで検索すると、次のような口コミが見つかりました。
>>627
御三家だよ
御三家の情報リアルタイムで持ってる
御三家とヘネシー同時申し込みした時申し込み中なのバレたから
Hennessy(ヘネシー)を御三家だと疑う口コミや、裏側では情報が筒抜けだという口コミがみられました。
実際に利用した後の口コミを書いている方は、確認できませんでした。
今後、悪質な取り立てや嫌がらせを受けたという口コミが急増するかもしれません。
いずれにしても、Hennessy(ヘネシー)のように情報がほかの業者に筒抜けであるような業者を利用するのは危険です。
すでに悪質な取り立てや嫌がらせなどに悩まされている方は、早急に下記のような専門家へ相談しましょう。
利用したらトラブルに?
新しい形の闇金業者や違法業者と取引をした後に、大きなトラブルに巻き込まれるケースが相次いでいます。
代表的なトラブル
- 怖い取り立て
- 鳴り止まない着信
- 個人情報流出の可能性
- 嫌がらせ
それぞれ細かくみていきましょう。
怖い取り立て
Hennessy(ヘネシー)のような業者を利用すると、怖い取り立てに遭う可能性があります。
本来禁止されているような恐怖を煽る取り立てがおこなわれるため、日々取り立てに怯えながら過ごすことになるでしょう。
相手は悪徳業者なので、暴力や脅迫が伴うのは当たり前です。
身の危険を感じたくないのであれば、関わりを持ってはいけません。
鳴りやまない着信
絶えず鳴りやまない着信に悩まされることもあります。
悪徳業者は電話番号を変えてしつこく電話をしてくるため、着信拒否だけで逃げ切るのは不可能です。
また、個人の携帯電話以外に、自宅や職場にまで電話をかけてくる場合があります。
最悪の場合、家族がバラバラになること、職を失うことを覚悟しなければいけません。
個人情報流出の可能性
Hennessy(ヘネシー)のような業者と取引した後は、個人情報流出のリスクにさらされます。
審査時に伝えた氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先などの重要な個人情報は、ほかの闇金や悪徳業者に売られることがあります。
個人情報が売られたことが原因で、新たな詐欺被害に遭う方も少なくありません。
金融ブラックでも利用できたり、即日現金化できたりすることは魅力的です。
しかし、新たなトラブルに巻き込まれないようにするためにも怪しい業者に個人情報を伝えてはいけません。
嫌がらせ
新しい形の闇金業者や悪徳業者は、嫌がらせもおこないます。
自分だけではなく家族へ頻繁に嫌がらせをされたことで、家族が崩壊してしまった事例もあります。
また、職場に嫌がらせをされたら、職を失う可能性もあります。
たった1度利用しただけなのに、何もかも失うことになったら目も当てられません。
すでにトラブルになりかけている、トラブルに遭っているという方は早急に下記専門家へ相談してみてください。
高い金利で借金が膨らむ
Hennessy(ヘネシー)のような業者と取引後、借金が膨らむトラブルに悩まされる方がいます。
なぜ借金が膨らんでしまうのか、原因を確認しましょう。
返しているのは利子ばかり
借金が大きく膨らんでしまう原因の一つは、金利の高さでしょう。
闇金が提示している違法な金利を適用していると、たった数万円しか利用していないのに気づいたら借金が何倍にもなっていたというケースがあります。
借金が膨らむと、利子ばかり返済している状況に陥ることがあります。
利子ばかり返済している状態では元金が減らないため、借金は減りません。
返済しているのに借金が増えていくのは、金利の高さと利子ばかり返済していることが原因です。
新たな闇金からお金を借りて借金をなんとかすべて返済しようとする方もいますが、新たなトラブルを生むだけなのでやめた方がよいでしょう。
違法な闇金に支払い義務はない
「闇金の借金は返済しても、膨らんでいくだけでどうしようもない。」
このように悩んでいる方、安心してください。
闇金から違法な金利で貸し付けられたお金は、返済義務がありません。
闇金の貸付は利息制限法や出資法に違反しているケースがほとんどで、法的効力が認められていません。
最高裁判所も闇金からの借り入れは返済しなくてもよいと認めています。
最高裁判所は、闇金の行為を反倫理的行為であり、不法原因給付(民法708条)に当たると判断しています。
民法708条では、不法な原因のために給付したものはその給付したものの返還を請求できないと定められています。
そのため、違法な闇金業者は元金を請求できません。
闇金の取り立てをゼロにするには
最高裁判所の事例を参考に闇金への返済をやめる方もいますが、いきなりやめるのは危険です。
法律上は問題ありませんが、返済をやめた時点で闇金の取り立てや嫌がらせがはじまります。
そこで、闇金の取り立てや嫌がらせに対する対処法を紹介します。
法律の専門家に相談する
闇金からの悪質な取り立てや嫌がらせは、個人の力だけではどうしようもないケースがほとんどです。
そのため、悪質な取り立てや嫌がらせをゼロにしたい場合は法律の専門家へ相談しましょう。
闇金への対応実績が豊富な専門家を選びます。
先払い買取や後払い現金化業者への対応実績があればさらによいです。
これまでの経験上、どのように対処していけばよいのか具体的にアドバイスをもらえるでしょう。
闇金への対応実績が少ない業者は避けた方がよいでしょう。
期待しているような結果が得られないことが多いです。
警察に相談するのも一つの手ですが、警察は原則民事不介入です。
注意だけで終了してしまい、取り締まりをおこなわないことがあります。
そのため、悪質な取り立てや嫌がらせに対処するなら、最初から実績のある専門家へ相談するのがおすすめです。
専門家が交渉してくれる
悪質な取り立てや嫌がらせをやめてくださいと自ら交渉するのは、恐怖感もあり避けたい方が大半でしょう。
その点、専門家へ依頼すれば闇金との交渉ごとをまかせられます。
利用者本人が交渉しても、多くの場合知識不足から相手の都合のよいようにもっていかれて状況が悪化します。
個人の力ではどうにもならないどころか、被害が拡大するのです。
被害を最小限にし、ストレスや手間をかけずに解決したい方は迷わず専門家へ相談しましょう。